【歴史・観光】
おできの神さま「石切さん」
石切駅を降りて鳥居をくぐり参道に入ると、土産物屋や飲食店といった定番の店よりも、漢方薬や占いの店がひしめいていることに驚かされます。

天気のよい休日などは、肩が触れあうくらい多くの人が訪れ賑わう参道を800mほど下ると、物部氏の祖神を祀る石切神社へ。日本三大仏のひとつといわれる石切大仏があり、「石切さん」と呼ばれて親しまれていますが、正式には石切剣箭(つるぎや)神社。どんなに硬い岩でも簡単に切る剣と刺し貫く霊力を持つ箭(矢)がご神体に祀られていることが社名の由来です。そのいわれから、どのような病気や悩みも断ち切ってくれるというご利益を求めて遠方からの参拝者も多く、特に「デンボ(腫れ物)の神さん」として有名です。

【石切さん献牛祭】7月2日
鎌倉時代から江戸時代にかけて盛んとなり昭和初期まで行われていた神事。一時途絶えていましたが、昭和65年の丑年にちなんで復活されました。もともとは田植えを終えた農家が、働いてくれた飼い牛にごちそうをふるまってきれいに飾り労をねぎらったあと、五穀豊穣と家内安全を祈願するため神社へ参拝していたもの。現在は張り子の飾り牛を中心にしてのパレードなどが行われています。

東大阪市東石切町1-1
TEL/0729-82-3621
交通/近鉄奈良線石切駅・東大阪線新石切駅
写真提供:東大阪観光協会


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