【歴史・観光】
地名の由来は古墳にあり
日本三大稲荷のひとつとして、また辻占の総本社として有名な瓢箪山稲荷神社がある小丘。神社の裏手にまわると、そのかたちが確かに瓢箪を横たえたように見えるのがわかります。これは6世紀の始めごろに築造されたと思われる双円墳で、生駒山麓に点在する古墳群の中でも最大かつ最古とされる瓢箪山古墳です。

長さは南北に50m。北と南が山形になっており、北丘は大塚、南丘は鬼塚と呼ばれていました。南北それぞれの墳丘には横穴式石室があり、北の石室には稲荷神の使者である狐が住んでいたそうです。
出土品など詳しいことについては不明ですが、古墳はこの地域の有力者のものと伝えられている一方で、藤原鎌足のものであるともいわれています。

瓢箪山という地名がついたのも、もちろんこの古墳があったからこそですが、豊臣秀吉が大阪城を築城するにあたって、巽(東南)の方角からここに金瓢を埋め、伏見桃山城から「ふくべ(瓢箪)稲荷」が現在の瓢箪山稲荷神社に分霊させたということから、当時すでに瓢箪山という地名が定着していたとも考えられます。

東大阪市瓢箪山町
交通/近鉄奈良線瓢箪山駅



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